束の間美術館ソイサバーイ展イベント編・その1
レポートがたいへん遅くなってしまいましたが(間が空いてしまってすいません!)
二月にタイで開催された、ソイサバーイ展のイベントの模様を三回にわけてお送りします。
(ソイサバーイ展のレポートはこちらです)

<2/13 ライブ@ Pla Dib>

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会場はPla Dibというレストランです。
(店名はタイ語で「刺身」。寿司カウンターもあります。二階はギャラリースペースで、今回の会場になってます)

この日はライブ仕様で、店内にイスやテーブルはなく、レストラン全体がフロアといった感じです。
私が遅れて到着した頃には、外のガーデンスペースにもお客さんがたくさんいて、とてもにぎやかでした。


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入り口手前でビールをいただき(なんとタダ!しかも入場料もなし!)、中へ入って二階に上がり、まずは展示をチェック。
前は住宅だったらしく、お風呂場や小さい部屋があり、そこにも展示があって素敵です。
さっと見て戻るつもりが、かなりじっくり見てしまいました。(この間に一番目のライブが終わってしまったようです〜)
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二番目は、タム君ことWisut Ponnimitさんのライブ

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自作のアニメーションを上映しながらそこに即興のピアノ演奏をつけるスタイルです。
たくさんのお客さんの殆どがタイ人なので、コミュニケーションもスムーズ。
映像が止まる機材トラブルの時でさえ、ほのぼのとしたやりとりでした。(でもタイ語なので詳細は不明...)
お客さんの反応が日本よりダイレクトで、ストーリーに合わせて笑いがおきたり、ため息が聞こえたりということが多かった気がします。

ちなみに、このお店のオリジナルカクテルには「he」「she」「it」がありましたよー。


三番目はこの日のシークレット、moderndogのライブ

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普段はスタジアムクラスのライブをするバンドなので、こういう場所で見られるのはかなり貴重らしく、
お客さんはさらに増えてきて、始まる前から熱気を感じます。
フルメンバーで見るのは私も初めてだったのですが(ちなみに編成はVo&G、G、Drの三人)、さすが!!といういいライブでした。
アコースティックだったので、みなさん比較的静かに、しかし心は熱く盛り上がっていました。


最後は、Tuomas Toivonenさんのライブ

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ライブの相棒になるはずだったネクタイ型の機械が壊れてしまったそうで(面白そうだったので残念)、moderndogのギターを借りてライブはスタート。
様々な機械を駆使して音を作り上げてる感じです。
ライブが進むに連れて、スペースができたフロアで踊り出す人たちも出てきて、最後はダンスフロア状態で盛り上がりました。
アンコールに次ぐアンコールで、11時近くまでライブは続きました!


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セット替えの待ち時間は、二階の展示を見たり、展覧会のグッズや参加アーティストnuts societyの服(買えるのです!)を見たり買ったりして、こちらも楽しかったです。(nutsの服はけっこう熱中して選んでしまいました)



(写真と文・あすか)
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# by AtoZ_reporter | 2006-04-06 08:24 | ★各地の展覧会リポート
会場作り速報!!! こんな作業を進めてます!
3月4日から始まった会場作りも早いもので1ヶ月を過ぎました。
そこで、現在のボランティアの様子などをおしらせしま〜す!

3月は毎週水・土曜日に6人のボランティアさんを迎え作業を行いました。
ボランティアさんは基本的にgrafの制作補助、ということで資材の移動や
小屋の仕上げが主な仕事となっております。
そのいくつかをご紹介!

資材運び
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まずは基本中の基本。資材運び。
みんなが動きやすいように運んだり、今後の作業がしやすいように大きさごとに分けたりするのが主な目的。
写真は、青森県立美術館で展示される予定のソウルで展示された小屋の搬出作業。
大きな資材もありかなり大変な作業です。
筋肉痛必至ですが、それでもこの疲れが心地よかったりします。

パテ埋め
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こちらは、パテ埋め作業。
隙間にパテを埋めていき、隙間をふさいでいきます。
地味ですが、これがしっかり出来ていないといいものは出来ません!

ペンキ塗り
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みなさん大好きペンキ塗り。
パテ埋めをした後や、今後使う資材にどんどんペンキを塗っていきます。
はまりすぎて、帰りたくても帰れない人が続出!
塗り終わった後はペンキのついた素敵な顔の出来上がり。
1日に1度はできるだけペンキ塗りを入れるようにしています〜。

釘抜き
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そして、隠れた人気作業がこの釘抜き。
小屋を建てるための資材は廃材なので釘がついたまま運ばれていきます。
これを1本1本抜いていきます。
見た目楽そうなのですがこれが結構大変。コツが掴めるまでは悪戦苦闘です。
コツをつかむとどんどん抜けるのと、同じことを続けるので集中できるということで
こちらも時間を忘れて抜き続ける人が続出!

今後の小屋作り
以上のような作業を経て煉瓦倉庫には着々と小屋が増殖中!!
今までは横トリ、バンコク、タイで作られた既存の小屋を建ててきましたが、
4月11日前後にはまだ誰も見たことのない新作小屋作成開始!
4月からは月曜を除く平日は6人、土日は12人のボランティアさんに参加いただき、
小屋作りはどんどん加速していきます!
みんな頑張って作ってますので、お楽しみに!
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(写真・文=AtoZ実行委員会 北川直樹)
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# by AtoZ_reporter | 2006-04-05 14:42 | ☆弘前制作ルポ
3/15  A to Zサロン@函館
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は〜るばる来たぜ函館〜!!!

A to Z軍、函館集結。
 前日、前々日と吹雪に見舞われたここ函館。しかしアート界きっての晴れ男(勝手に命名)奈良美智が小6の修学旅行以来となる函館上陸とあって快晴でお迎えです!カメラ担いだ東北新社の坂部さんとともに函館空港に無事到着。車窓から見る久しぶりの函館の街並みに「こんな高いビル無かったなー。」「ボーニデパートまだある!」と感慨深げ。啄木公園が違ってたとか、片側2車線では無かったよね!など、ものすごい細かいところまで覚えていらっしゃる様子。
 青函トンネル経由でJR函館駅着の本日もう一人の主役、graf豊嶋さんご一行と無事合流。昼食のお寿司屋さん目がけ駅前の横断歩道をぞろぞろ歩いていたら、フェリーで到着した実行委員会ご一行の車と偶然遭遇!陸海空から函館を攻め落としに来たA to Z軍、寿司屋で集結と相成りました。

金森ホールは燃えていた!
 午後3時に本日の会場、金森ホールへ移動。ボランティア含めてスタッフ総勢18名、豊嶋さんのかけ声とともにイベント成功を祈念し気合い注入します!
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みんな笑顔ですが、気合いは入ってます!オス!

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寒い中、皆さんありがとうです…

会場入口一番前に並んでいたのは札幌から来られた方で、30分前の入場開始時刻には長蛇の列です。その間、奈良さんと豊嶋さんに描いていただいた会場誘導のパネルを楽しんでいただけましたでしょうか…?
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心憎い演出ですね、ハイ!豊嶋バージョンもステキでしたよ!

束の間の特設物販コーナーも大盛況!
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大盛況って、あれ?スタッフの皆さんじゃないですか!

 「函館では参加費1,000円で本物の奈良さんが来るのか?って、みんな心配していたんだよー!」と金森ホールの方が教えてくれました。早々にチケットは完売していたのですが、奈良さんの「ソウル方式(トークショー開催のとき通路までお客さんで一杯になっていたとのこと)で!」という計らいで急遽当日立ち見券を設定することに決定。函館地区の記者会見では「美術史よりも郷土史に残るプロジェクトになればいいと思っている。」とのコメントがとても印象的でした。記者会見も無事終え、いよいよ開場です!

「生」奈良豊嶋登場!
 午後7時過ぎ、長谷川実行委員長のピシャーッ!とした挨拶の後、いよいよ「生」奈良豊嶋(函館ではこう呼ばれてました)登場!
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ナマナラ(右)、ナマトヨシマ(左)です!

 240名を超す参加者から会場割れんばかりの拍手!奈良さんのかけ声で先ずはアサヒビール&ウーロン茶で全員で乾杯〜!
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かんぱーい!いや、しかしスゴイ人数…!

 函館っ子も奈良展や修学旅行で弘前行ったことある方多く、奈良さんの「弘前来たことある人?!」の問いかけに、8割以上の方が手を挙げ「五重塔とか、弘前城とか行った?」と地元ネタトークのキャッチボールが続きます。その後東北新社制作のAtoZプロモーション映像を見終え、「カッコいい…」「これ見ると、もうA to Z終わっちゃった気になっちゃうよねー!」と坂部さんの編集力に感心しきり。同じ想いを共有する、ボランティアの手により全てを実施するこのA to Zプロジェクトの説明で奈良さんが「赤信号皆で渡れば怖くないっていうか、倒れても誰かが起こしてくれるって感じ。自分の持ち場さえキチッとやれば、それが繋がって一つの大きなことが実現できる…、そんな手応えを感じている。」とコメント。なぜ小屋に展示するか?の説明に「絵や彫刻、色々ある中で一番好きなのが紙に落書きみたいに描くドローイング。電話かけながら描ける気軽な感じを、作品だけじゃなく、電話帳に良い落書きが描けたら電話台と電話も一緒に展示して、その生まれる状況も展示する、そんな感じ。」とのこと、ほー!分かりやすいです…
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 その後は豊嶋さんがキュレーションしている大阪graf media gmで2003年に開催された「S.M.L」展での2人の馴れ初め話(?)を披露。奈良さんはそれまで人に迷惑かけたくなかったので一人で制作してきたとのこと。でも「全員で今できる最高のものを作ろう!」と力を結集しあった10日間の展示作業を通じ、豊嶋さんやgrafのメンバーというホントに分かり合える仲間と出会い、人間は家族とかそういう単位で誰かと一緒に生きるもので、自分一人で生きてるものではないということを痛感した、良い作品が出来るっていうのではなく、人としてホント楽しかったのだと…。そんな熱い想いを語られた後、豊嶋さんは「奈良さんの人生にgrafはスゴい役立っているではないですか!」とこたえます。「大人になったねって言われる…。」と奈良さん。2人の信頼関係の強さや深さがこれまでの展示に(そしてA to Zフライヤーの写真に!)そのまま出ているのだということがわかるお話でした。
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「タイ、好きです…。」
 続いてソウルやバンコクでの展覧会画像を見ながらかけ合いトークが展開、先月訪れたタイは奈良さんホント楽しかったらしく、「じゃー、一番大切なこと言うね、タイでの生活…」ってくらいで、年とったらタイに移住しようかなー?って!
 タイで発生した津波被害一周年ということで世界のアーティスト達が被災場所に作品を展示するプロジェクトに大きな犬の彫刻で参加した奈良さん。会期が終わり他の作品が撤収される中、奈良さんの作品だけ「自分たちの生活の一部になってしまったから。」と住民が継続設置を要望。そんな最大級の賛辞に「スゴい嬉しかった…」と奈良さん、後日その作品をプレゼントされたとのこと。プーケットの皆さんが、私達と同じように奈良さんの作品を好きになってくれてとっても嬉しい!これからもずっとあの大っきなわんこは、津波で傷ついた方々の心を癒してくれるのですね…。そんなステキな話のあれやこれやが画像とともに紹介され続けました。わーい!特に、「虎のツボは猫と一緒!」と虎にツボ押ししながら戯れる奈良さんの画像にみんなビックリ!

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会場の金森ホールも煉瓦倉庫を利用した施設なんです!

函館スライドショーstart!もうもう…。
 スライドショーも函館スペシャルにバージョンアップ!実はインターネットで奈良さんがピックアップした画像と奈良さんセレクトの曲とで構成されているのですが、会場に来ていたうちの母が「奈良さんは海外の人と随分お友達なのねー!」と感心するほど、奈良テイストなのです。それは奈良さんの写真を写真家のアラーキーこと荒木経惟が「写真は鏡みたいなもので、あなた(奈良さん)が笑顔だからそんな写真が撮れるんだよ。」と評したそうですが、奈良セレクトの写真ではあるものの、スライドショーで写し出される写真は、そんな雰囲気がこちらに伝わるものなのです。構成もすごくステキだし、何だか自分の友達のアルバムを見ているような気分なのです!映し出される沢山の画像を見ていると、世界のいろんなところでみんな一生懸命ガンバって生きていて(少年ナイフの「セイウチ」のうたがまたピッタリ!)、そしてこんなチャーミングな笑顔に囲まれて生活しているんだなーと思うと、もうもう、彼らと同時代に生きていることが何だかとっても嬉しく、頼もしく思えるのです。途中挿入されている「ありがとう はこだて」「弘前きてネ」の文字に、もうもう…。

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「弘前きてネ」

函館陥落!? 
 A to Zの数々のマル秘情報や(えー、小屋の数がスゴい増えている!)ビールと奈良さん選曲のBGMと豊嶋さんの関西弁効果?か会場は終始リラックスした雰囲気で、A to Zへの期待も膨らみまくりつつ、あっという間に2時間のサロンも終了。拍手に見送られ会場を後にする2人ですが、その後再登場、ステージ上から来場者と握手&サインとコンサート会場の様相へ!弘前から近いこともあって、奈良さんの同級生が来場されていたりと和気あいあいな雰囲気の中、本日の主役2人は名残惜しそうに会場を後にしたのでした…。というわけで、A to Zパーカー着た本気モード全開の2人組は参加者のハートをゴッソリかっさらい翌日弘前へ凱旋帰国したのでした。「A to Zのオープニングには北海道出身のバンド、ブラッドサースティ・ブッチャーズのライブがあるので来てね!」と言われたからには、道産子なら行かなくっちゃ!弘前にも是非結集すべし!も、もちろん道外の方々も負けじと来てください!
 函館は熱かったーー! 来場された皆さん、ボランティアで参加してくれたみんな!!ホントありがとうございましたーー!

(写真=AtoZ実行委員会 長谷川正之 文= AtoZ実行委員会 今 香)
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# by AtoZ_reporter | 2006-03-26 13:22 | ☆イベント・リポート




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